THE ONENESS PLACE

心理療法ワークショップ(来談者中心療法)

2017年4月26日 コメントする

こんばんは。

心理療法のエキスパートをお迎えして、その心理療法の説明をわかりやすくしていただく
「ワンネス心理療法ワークショップ」
今回は、カウンセリングのど真ん中、「来談者中心療法」についてご案内いたします。

壁にぶち当たっている心理カウンセラーはもちろんのこと、
コミュニケーションでうまくいかない方々。
これから心理カウンセラーを目指そうという方にオススメのワークショップです。

そもそも、心理カウンセリングは、この「来談者中心療法」の登場によって
大きく変わったと言っても過言ではありません。
「心理カウンセリングの父」と呼ばれるカール・ロジャーズは、
当時の様々な心理療法を試す中で、「やり方」ではなく、カウンセラー側の「あり方」が大事であることに気づきます。

ロジャーズが打ち出した3つの基本的スタンスは、下記の通りです。

①自己一致(一致、純粋性、真実性とも)

カウンセラー側が裏表なくありのままでいること。
カウンセラー側が別のことを考えていたり、上っ面で関わっていたりしていると、
相談者は自分を語ることを始めません。
自分の感情とつながり、それを「言葉」「見た目」で伝えることが必要となります。

②受容(無条件の肯定的関心)

カウンセラー側は、指示したり、自分の考えを伝えるよりもまず、
相談者に肯定的な関心を向け、受け入れる姿勢を示すことが必要です。
「受け入れられている」という安心した環境を感じられて初めて、
相談者は自分を語り出すのです。

③共感的理解

カウンセラーは、相談者を解釈しわかったつもりになることで、
微妙な違いから、大きな失敗を招くことがあります。
わかったつもりにならない。しかし諦めずに、「わかろうとし続けること」こそが、
相談者の心の変容を促していけるのです。

 

現在、「傾聴」という言葉がよく使われていますが、
この「来談者中心療法」からの技術です。

駆け出しの心理カウンセラーが、壁にぶち当たる場合、
自分の「やり方」に固執してしまい、これらの「あり方」を忘れてしまうことがよくあります。
その場合、またこの「来談者中心療法」のあり方に戻ることで、
その打開策が見えてきます。

さて、今回の来談者中心療法を担当してもらうのは、
心理カウンセラー養成スクールである「日本カウンセラー学院」代表の
池田宏治先生。

私の元々の職場だからではなく、来談者中心療法を語ってもらうために適任だと判断しました。
なぜか?

日本カウンセラー学院は、米国サンフランシスコ(厳密に言えばオークランド)にある
セイブルック大学と提携しており、そこのノウハウを導入しています。
このセイブルック大学というのは、ロジャーズを初めとした「人間性心理学」という分野の第一人者が結集して作られた
小さいけれど由緒正しい大学なのです。
日本カウンセラー学院は、ロジャーズの直々の弟子などから提供された、様々なコンテンツを持っています。
それを今回、遺憾無く発揮していただこうという試みなのです。

数々の心理カウンセラーが活躍する日本カウンセラー学院のノウハウを

ぜひこの機会に体感してください!

 

お申し込みお待ちしております!

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