THE ONENESS PLACE

心理療法ワークショップ(認知行動療法)

2017年4月20日 コメントする

こんばんは。

各心理療法のエキスパートをお招きしての「ワンネス心理療法ワークショップ」。

先日(4月15日)のアサーションもフォーカシングも、参加者の方々が大満足のワークショップでした。

 

次回は4月29日(土)。

ゴールデンウィークが始まり、ウキウキした気分かと思いますが、

そんな時に心理学のお勉強、いかがでしょうか。

4月29日(土祝) 10:00〜13:00 認知行動療法

今回も渋谷駅から徒歩5分のフォーラムエイトで行います。→コチラ

 

ということで、今日は認知行動療法と、講師をしていただく地蔵先生のご紹介をいたします。

 

近年、根強い人気を持つ心理療法である「認知行動療法」。
(ここでは、「認知療法」や「論理療法」の総称として「認知行動療法」と呼びます)

何が他の心理療法と違うかというと、「エビデンスが豊富である」ということ。

研究者が、「この心理療法は有意に効果がありますよ」と数々のお墨付きをもらっているということです。

うつ病、不眠症、摂食障害などや、依存症も。

最近では、(以前は禁忌と言われていた)統合失調症や、(原因不明の)腰痛にまで

その幅を広げています。

心理療法のアプローチには、

「感情」、「考え(認知)」、「行動」のいずれか(もしくは複数)に焦点を当てていきますが、

この認知行動療法は、主に「考え(認知)」(→「行動」)に焦点を当てていきます。

「考え方を変えれば、悩みは全て解決する」という考え方です。

認知行動療法の一つ、論理療法の創始者、アルバート・エリスはこのように言っています。

主にあなたが「うつ」を構築したのです。与えられたものではありません。したがって、自分自身でそれを解体することができます。

あなたの問題が「自分自身のものである」と決心した時から、あなたの人生の中の最高の日々を過ごすことになるでしょう。母親や環境、ましてや大統領を責めてはいけません。あなたは、自分自身の運命をコントロールしていると理解するのです。

私たちを引き止める、3つの「なければならない」がある。
・うまくやらなければならない
・あなたは私にうまく接しなければならない
・世界は簡単でなければならない

また、アルバート・エリスの高弟であるウィンディ・ドライデンは、このように言っています。

あなたの意見は正しい。しかし、同じように相手の意見も正しい。

他人とやっていくためには、まずは自分とうまくやっていくことです。

 

自らが生きてきた中で培ってきた考えは、物事を理解する上で重要な役割を果たしますが、

同時にその考えに縛られ、悩みを作ってしまうこともあります。

・これができなければ、自分はおしまいだ
・あんなことをしてしまって、みんな私を嫌っているに違いない

こう言った考えは、人を「生きづらく」します。

これを修正して行こうというのが、「認知行動療法」です。

 

しかし、この「修正」が、意外と難しい。

今まで自分の信念にしていた「考え」を変えるわけですから、

抵抗もあるでしょうし、場合によっては「責められている」という気分にもなります。

この信念の修正(論駁)が、この療法の「キモ」となるのです。

 

 

さて、ここら辺で、今回の講師「地蔵先生」をご紹介しましょう。

地蔵保幸先生。本名です。

米国の「アルバート・エリス研究所」で、上述のドライデン先生にも学んでいます。

正当な「論理療法(認知行動療法)」の使い手です。

驚くべきは、カウンセリングが2回目以降まで続く割合。

9割以上の方が、2回目以降継続され、カウンセリングの効果を実感しています。

 

なぜ地蔵先生がうまくいっているのか。

考えの修正の仕方だけでなく、

その「人柄」がうまくいっている秘訣であることは、本ワークショップを受ければ

実感していただけるでしょう。

今回の「認知行動療法」のワークショップ。

内容もさることながら、講師の振る舞いや人柄にも注目してみてください。

ということで、お申し込みお待ちしています!

 

 

 

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