こんばんは。
各心理療法のエキスパートをお招きしての「ワンネス心理療法ワークショップ」。
先日(4月15日)のアサーションもフォーカシングも、参加者の方々が大満足のワークショップでした。
次回は4月29日(土)。
ゴールデンウィークが始まり、ウキウキした気分かと思いますが、
そんな時に心理学のお勉強、いかがでしょうか。
4月29日(土祝) 10:00〜13:00 認知行動療法
今回も渋谷駅から徒歩5分のフォーラムエイトで行います。→コチラ
ということで、今日は認知行動療法と、講師をしていただく地蔵先生のご紹介をいたします。
近年、根強い人気を持つ心理療法である「認知行動療法」。
(ここでは、「認知療法」や「論理療法」の総称として「認知行動療法」と呼びます)
何が他の心理療法と違うかというと、「エビデンスが豊富である」ということ。
研究者が、「この心理療法は有意に効果がありますよ」と数々のお墨付きをもらっているということです。
うつ病、不眠症、摂食障害などや、依存症も。
最近では、(以前は禁忌と言われていた)統合失調症や、(原因不明の)腰痛にまで
その幅を広げています。
心理療法のアプローチには、
「感情」、「考え(認知)」、「行動」のいずれか(もしくは複数)に焦点を当てていきますが、
この認知行動療法は、主に「考え(認知)」(→「行動」)に焦点を当てていきます。
「考え方を変えれば、悩みは全て解決する」という考え方です。
認知行動療法の一つ、論理療法の創始者、アルバート・エリスはこのように言っています。
主にあなたが「うつ」を構築したのです。与えられたものではありません。したがって、自分自身でそれを解体することができます。
あなたの問題が「自分自身のものである」と決心した時から、あなたの人生の中の最高の日々を過ごすことになるでしょう。母親や環境、ましてや大統領を責めてはいけません。あなたは、自分自身の運命をコントロールしていると理解するのです。
私たちを引き止める、3つの「なければならない」がある。
・うまくやらなければならない
・あなたは私にうまく接しなければならない
・世界は簡単でなければならない
また、アルバート・エリスの高弟であるウィンディ・ドライデンは、このように言っています。
あなたの意見は正しい。しかし、同じように相手の意見も正しい。
他人とやっていくためには、まずは自分とうまくやっていくことです。
自らが生きてきた中で培ってきた考えは、物事を理解する上で重要な役割を果たしますが、
同時にその考えに縛られ、悩みを作ってしまうこともあります。
・これができなければ、自分はおしまいだ
・あんなことをしてしまって、みんな私を嫌っているに違いない
こう言った考えは、人を「生きづらく」します。
これを修正して行こうというのが、「認知行動療法」です。
しかし、この「修正」が、意外と難しい。
今まで自分の信念にしていた「考え」を変えるわけですから、
抵抗もあるでしょうし、場合によっては「責められている」という気分にもなります。
この信念の修正(論駁)が、この療法の「キモ」となるのです。
さて、ここら辺で、今回の講師「地蔵先生」をご紹介しましょう。
地蔵保幸先生。本名です。
米国の「アルバート・エリス研究所」で、上述のドライデン先生にも学んでいます。
正当な「論理療法(認知行動療法)」の使い手です。
驚くべきは、カウンセリングが2回目以降まで続く割合。
9割以上の方が、2回目以降継続され、カウンセリングの効果を実感しています。
なぜ地蔵先生がうまくいっているのか。
考えの修正の仕方だけでなく、
その「人柄」がうまくいっている秘訣であることは、本ワークショップを受ければ
実感していただけるでしょう。
今回の「認知行動療法」のワークショップ。
内容もさることながら、講師の振る舞いや人柄にも注目してみてください。
ということで、お申し込みお待ちしています!