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バレンタインデーの科学

2017年2月15日 コメントする

こんばんは。

すでにバレンタインデーが終わり、今更感がありますが、

これを逃すと、次に書くのは一年後になってしまうので、

気にせず書いてみたいと思います。

 

アメリカのニュース雑誌「TIME」に、以前こんな記事が載っていました。

「バレンタインデーに、あなたをよりセクシーにする7つの科学的方法」⇒コチラ(英語)

 各項目を書くと、こんな感じです。

・お互いの顔をじっと見つめなさい

・映画ではなく旅行の話をしなさい

・人は13/1000秒で相手を判断する(第一印象大事)

・夕食に行くんじゃなく、エキサイティングな場所に行きなさい

・赤ちゃん言葉(babytalk)で話せ

・正しい贈り物は「驚かせるもの」ではなく「欲しがってたもの」

・正しい質問をすべし

 

いかがでしょうか。

 

いくつかは「なるほど」と思いますが、「赤ちゃん言葉」は、ちょっと無理っす。

私の代わりに、誰か試してみてください。

 

さて、上の項目の中の最後。

「正しい質問」とは、どんなものであろうか?

実は、およそ20年前。ニューヨーク州立大学のアーサー・アーロン博士が、

「誰とでも恋に落ちる、36の質問」というものを開発しました。⇒コチラ(日本語)

「手順は非常にシンプル。」などと書いてありますが、

36個の質問を両者が答えあう(しかも最後に4分間見つめあう)というのは、

なかなか手軽にできるものではありません。

「36個の質問に答えあおうぜぃ」と、スマートに持っていくのも至難の業です。

すでにお付き合いされている(もしくはご結婚されている)方々が関係を深めるために

ご利用になってみてはいかがでしょうか。

 

さて、これまでの内容を、内心忸怩たる思いで読んでいた「今年特に何もなかった」皆さん。

ご安心ください。

 

フェイスブックのステイタスの分析をすると、一年の中でバレンタインデー前後数週間に別れる人の数が最も多いとのこと。⇒コチラ

別の記事のデータは、3月ごろが一番多いようにも見えますが、バレンタインデー前後も多いことに変わりはありません。

上の記事によれば、期待が高まる分、現実との落差を感じ、

また、フェイスブックなどで、他のカップルとの落差を感じ、

すでに関係が悪い二人は、その関係がさらに悪化するため、

バレンタインでの別れが多いのではないか、と分析しています。

なるほど。何もなければ別れる心配もないわけです。

 

また、ある経済学者と哲学者は、「ゲーム理論」という小難しい理論の中の「囚人のジレンマ理論」から、

 コストやリスクを考えれば「バレンタインは一人でいる方が得」との結論を導き出しています⇒コチラ(英語)
何もなかった皆さん、あなた方は「得をしている」のです!

 

とはいえ、イベントごとにはなんでものっかる日本人の中にいて、

 

今年その波に乗れなかった皆さん。

 

1年後、ぜひこの記事のことを思い出して、参考にしてください。

 

ということで、今日もお読みいただきありがとうございました!

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